粒子設計の条件

上のグラフはG粒子を目標に開発された微粒子の各プロファイルを示している。流動開始点が似通っているのは@であり2.5Gレベルまでなら粒子@粒子Gより流動性が良い,しかし,外力が強くなると流れが悪くなる傾向があり,圧密による影響を受けやすい粒子といえる。全体的にプロファイルが近似しているのは粒子Bであるが,流動開始点が遅い分曲線が右によっている。このプロファイルは粒子設計の方向付を決める上で,どのプロセスの粒子を選択すべき,判断基準として用いることができる。また,使用環境とこのプロファイルを検討することにより,粒子設計の絞込みも容易である。